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韓国サッカー史上「歴代級の拙戦」 自滅の惨敗を母国断罪「失望感残して終わった」
アジアカップ準決勝でヨルダンに0-2と完敗
アジアの代表チームナンバーワンを決めるアジアカップは現地時間2月6日に準決勝の第1試合が行われ、ヨルダン代表が韓国代表に2-0で勝利して初の決勝進出を決めた。64年ぶりの大会制覇を狙った韓国はミスから2失点を重ねる形となり、母国メディアは「歴代級の拙戦」と断罪している。
決勝トーナメント以降、サウジアラビア(1-1/PK4-2)、オーストラリア(延長2-1)と、優勝候補国をそれぞれ延長戦を経て撃破した韓国だったが、準決勝では思わぬ展開となった。0-0で迎えた後半8分、FWヤザン・アル・ナイマトに先制点を許すと、同21分にはMFムサ・アル・ターマリの突破を許してゴールを決められ2点のビハインドを背負う。
反撃に出るも、ラスト15分を切って5バックに変更したヨルダンの牙城を崩せず、時間が経過。ここ2試合、終盤の粘りで勝利を手繰り寄せてきたがその再現ならず、伏兵ヨルダンに屈した。今大会では1960年以来、実に64年ぶりとなる優勝を目指したが、無念の4強敗退で夢破れている。
韓国の2失点はいずれもミスを突かれる形となり、1失点目は中盤から最終ラインに戻すパスが短くなったもの。2失点目では敵陣で味方同士のパスを試みたところを狙われ、そこからの逆襲からアル・ターマリにおよそ60メートルをドリブルで独走される流れからゴールを許した。
韓国メディア「newsen」は「『歴代級の拙戦』のミスで自滅した韓国、ヨルダンに0-2で惨敗…準決勝敗退」と見出しを打ち、試合内容を断罪。「『クリンスマン号』が韓国サッカー史に残るような歴代級の拙戦を繰り広げ、ヨルダンに完敗した」と綴り、歴代最高との声もありながら4強であっさり散ったため「失望感だけを残して終わった」と厳しい評価を下していた。