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「衝撃的な番狂わせ」 伏兵ヨルダン、V本命・韓国撃破のアジア杯“快挙”に海外驚き
アジアカップ準決勝で韓国代表に2-0で勝利、史上初の決勝進出
ヨルダン代表は2月7日のアジアカップ準決勝で韓国代表に2-0で勝利し、史上初の決勝進出の快挙を決めた。英紙「ガーディアン」は、「衝撃的な番狂わせ」とヨルダンの決勝進出を報じた。
アジアカップで初のベスト4進出を果たしたヨルダンは、グループリーグでも対戦して2-2と引き分けていた韓国との再戦でも終始、相手を圧倒した。前半はGKチョ・ヒョヌの好守の前に得点を阻まれていたが、後半にFWヤザン・アル・ナイマトとFWムサ・アルタマリがゴールを決め、ついに決勝に勝ち上がった。
FIFAランクでは韓国が23位なのに対し、ヨルダンは87位。この差について触れた「ガーディアン」は、「結果はFIFAランク87位のヨルダンが、彼らより64ランクも上で、アジア全体でも3位の韓国を破る衝撃的な番狂わせとなった。アル・ナイマトはグループリーグで2-2と引き分けた試合でもゴールを挙げたが、この24歳は再び軽快なフットワークで相手を苦しめ、アルタマリの疲れ知らずの走りも実を結ぶこととなった」と、伝えた。
そして、「韓国のユルゲン・クリンスマン監督は、ヨルダンのプレスと流動的な攻撃に対処するための答えを持ち合わせていなかった。ドイツ人はタッチラインに無表情で立ち尽くし、彼のチームが準決勝を枠内シュートゼロで終えて敗退していく姿を見守った」と、クリンスマン監督の様子を報じた。
さらに「韓国は今大会、試合終盤にゴールを挙げてきたが、この試合ではカムバックできずにヨルダンに押さえつけられた。決勝進出を決めたヨルダンは、イランか前回王者でホスト国のカタールと対戦する」と、まとめた。