「異次元」「芸術」 セリエAで40m超の美軌道ロングパス…圧巻の光景に驚きの声

ハカン・チャルハノールのパスシーンに注目【写真:ロイター】
ハカン・チャルハノールのパスシーンに注目【写真:ロイター】

インテルMFチャルハノールのロングフィードに脚光

 イタリア1部インテルは現地時間2月4日、セリエA第23節でユベントスと対戦し1-0で勝利した。ホームでの首位攻防戦を僅差で制したなか、インテルMFが見せた芸術的パスが話題になっている。

【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に

 2020-21シーズン以来のリーグ制覇へ、ユベントスとの“イタリア・ダービー”に臨んだインテル。試合は前半37分に均衡が破れる。MFニコロ・バレッラによって供給された右クロスがゴール前に流れたところを、FWマルクス・テュラムがダイビングヘッドで押し込んだ。ただ、最後にユベントスDFフェデリコ・ガッティに当たっていたため、記録はオウンゴールになっている。

 そのまま後半に突入すると、両チームとも一進一退の攻防に。インテルは追加点を狙うもあと一歩でゴールが遠かった。それでもユベントスの攻撃を守り切り、天王山を制した。この結果、消化試合が1つ少ないながらもインテルは2位ユベントスとの勝ち点差を4に広げている。

 インテルの勝負強さが光ったこの試合、MFハカン・チャルハノールのパスにも脚光が当たっている。セリエA公式X(旧ツイッター)は2月5日、「師匠」という一言とともに複数アングルからそのプレーにフォーカスした動画を公開した。

 そのプレーが生まれたのは前半24分。自陣センターサークル付近でチャルハノールがバレッラからのバックパスを受けると、素早いモーションから右足で低弾道のフィードをおよそ40メートル先の前線へ。糸を引くような美しい軌道は左サイドを駆け上がったDFフェデリコ・ディマルコへピタリと届いた。折り返しは相手DFのブロックに遭いゴールにこそならなかったものの、一瞬でチャンスを創出したワンプレーは圧巻だ。

 右足アウトサイドでかけられたカーブの様子もよく分かる今回の動画は、公開されると1日で100万近い再生回数を記録するなど大きな話題に。コメント欄には「異次元のパス」「魔法だ」「マエストロ」「美しい」「芸術」といった反応が寄せられた。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング