韓国FWのダイブは「ハリウッドアクション」 崖っぷちでの驚嘆プレーに母国困惑「水の泡」

チョ・ギュソンにイエローカードが提示【写真:ロイター】
チョ・ギュソンにイエローカードが提示【写真:ロイター】

チョ・ギュソンが後半43分にペナルティーエリア内で倒れるもファウルなし

 韓国代表は現地時間2月6日、アジアカップの準決勝でヨルダンに0-2で敗れ、ベスト4敗退となった。韓国代表FWチョ・ギュソンは後半43分に明確なシミュレーションでイエローカードを受け、韓国メディアも「ハリウッドアクション」とシミュレーションに言及している。

 試合は0-0で折り返した後半、韓国がパスミスなどから2失点と一気に崩れた。そのなかで、2点を追いかける韓国は後半43分、縦パスを受けた途中出場のチョ・ギュソンがペナルティーエリア内に侵入。ヨルダンDFバラ・マリは足を滑らせながらもスライディングの体勢でシュートブロックを試みた。すると、この足をかわそうとしたチョ・ギュソンが転倒した。

 主審のホイッスルは鳴ったものの、判定はシミュレーションとしてチョ・ギュソンへのイエローカードが提示された。リプレイ映像ではチョ・ギュソンが倒れ始めた瞬間、両者の足の間に芝生の緑色が見えた。現地実況も苦笑するしかないほど明確なシミュレーションだった。

 韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は、「ペナルティーエリア内でハリウッドアクション」とチョ・ギュソンに言及。韓国メディア「hankooki.com」も「アタッカーならシュートを打たないといけなかった。ところが、そのタイミングを逃し、ハリウッドアクションで警告を受けて最高のチャンスが水の泡になった」と、プレーの判断に疑問を呈していた。

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