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ヨルダンに不覚の韓国、後半連続失点に母国嘆き「致命的なミス」「疲れが溜まっていたのか」
韓国は準々決勝でヨルダンに0-2黒星
韓国代表は現地時間2月6日、アジアカップの準決勝でヨルダンと対戦。前半を0-0で折り返すも後半に2失点を喫し、0-2でベスト4敗退となった。母国メディアも失意を持って速報している。
試合は前半29分に韓国DFソ・ヨンウがPKを獲得するも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入してオンフィールドレビューが行われ、PKが取り消し。さらに、韓国は前半32分には右サイドからのクロスをMFイ・ガンインがオーバーヘッドキックでシュート。しかし、これはゴールポストに当たって弾かれてゴールにならず、両チーム無得点で前半を終えた。
すると後半8分、韓国の中盤から最終ラインに戻すパスが短くなると、ヨルダンFWムサ・アルタマリがカット。そのままドリブルで侵入してラストパスが出ると、FWヤザン・アルナイマトがGKとの1対1を冷静に蹴り込んだ。
さらにヨルダンは後半21分、アルタマリが中央やや右サイドの位置からカットインすると韓国の守備陣はついていくことができず、ゴール正面から丁寧に左足シュートを流し込んだ。これでスコアを2-0にした。
コンディションで勝るヨルダンはラスト15分を切って5バックに変更。韓国の攻撃陣はキレを出すことができずに2試合続いた奇跡の再現はならず。このまま2-0でヨルダンが勝利し、アジアカップで初の決勝進出を果たした。
韓国は1956年と60年の連覇以来の優勝を目指したが、ここで敗退となった。韓国メディア「マネートゥデイ」は、1失点目に関して「致命的なパスミス」と指摘。さらに続けて失点となり、「あっという間にヨルダンに2ゴールを許した。クリンスマン号(韓国代表)は2試合でPK戦、延長戦を行って疲れが溜まっていたのか、パスミスなどが続いた。前半にはGKチョ・ヒョヌが何度もスーパーセーブを見せて失点のピンチを防いだが、後半にはチョ・ヒョヌですら阻止できなかった」と、後半に乱れたことを嘆いていた。