日本人DFが名門オファーに“お断り” クラブと契約延長の見込みを英報道「正式発表は近い」
日本代表DF冨安の去就に注目
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、世界屈指の名門からのオファーを断り、クラブとの契約を延長する見込みのようだ。英紙「メトロ」が報じている。
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冨安は2021年夏にイタリア1部ボローニャからアーセナルに移籍。加入直後からすぐに主力選手に定着した。左右のサイドバック(SB)とセンターバック(CB)をカバーする万能性と安定感抜群のパフォーマンスでミケル・アルテタ監督からの信頼を手にしてきた。
「メトロ」によれば、「チーム内の序列の低下に加え、オランダ代表DFユリエン・ティンバーが復帰した場合は、さらに出場する機会が限定される。そのため25歳のDFは、1月中にもレンタル移籍に出されるのではないかとみられていた。また、冨安とアーセナルの契約は残り18か月となっていることもあり、1月に売却することが、夏の移籍市場に向けた資金集めの一環になるとも見られていた」と、クラブを離れる可能性が指摘されていたという。そのなかには、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンの名前も挙がっていた。
しかし、移籍のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者は、これを打ち消した。「冨安健洋とアーセナルの新たな契約が合意に達した。日本人DFはクラブと新たな長期契約を結ぶことになる。両陣営とアルテタ監督が望んだものであり、1月中にクラブを離れる可能性は皆無だった。正式発表は近くに行われる」と、ツイートした。
日本代表がアジアカップに敗れたことで、次節のウェスト・ハム戦にも出場できるとされている冨安だが、正式な契約延長発表がいつ出てくるかが注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)