“ゾンビ”と「受け身」…アジア杯、対照的な日韓の勝ち上がりに英注目「簡単に倒された」
英紙が粘り強さを見せる韓国を特集
アジア王者を決めるアジアカップは現地時間2月6日と7日に準決勝の2試合が行われる。粘り強く勝ち進んだ韓国と史上初の4強進出となったヨルダン、そして開催国カタールと日本を下したイランがそれぞれ対戦する。
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64年ぶりの優勝を目指す韓国は、今大会の5試合中4試合で後半アディショナルタイムに得点を奪うなど窮地に追い込まれながらしぶとく勝ち上がっており、その戦いぶりは“ゾンビ・フットボール”と称されている。準決勝ではグループリーグ第2戦で対戦したヨルダンと再び相まみえることになった。
英紙「ガーディアン」はそんな驚異の粘り強さを見せる韓国を特集。幻となった“日韓対決”についても言及されていた。
「多くの人は韓国と日本、アジア最大のライバルであり、2強であろう両国の激突を予想し、望んでいた。しかし、韓国はゾンビ・フットボールを受け入れたのに対し、妙に受け身になっていた日本はあまりにも簡単に倒されてしまった。グループステージでのイラク相手の敗戦は彼らの守備の脆さを露わにした。そんな受け身のサムライブルーは当然のように土曜日の準々決勝でイランに敗れた」
グループリーグでD組の日本とE組の韓国は決勝トーナメント1回戦でも対戦する可能性があった。しかし、ともにグループ2位で勝ち進んだため、両者はトーナメントの別山に進んだ。直接対決の可能性はファイナルの舞台に限られていたが、日本の敗退によって実現はしなかった。今大会のパフォーマンスを振り返ると、ベスト8での敗退は妥当な結果だったと日本には厳しい目が向けられていた。
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