板倉滉は「キム・ミンジェと対照的」 アジア杯で分かれたパフォーマンスの明暗に韓国言及
イラン戦で決勝弾につながるPKを相手に献上
日本代表DF板倉滉は2月3日、アジアカップ準々決勝イラン代表戦(1-2)でフル出場したが最終局面で決勝弾につながるPKを相手に献上してしまった。決してベストパフォーマンスとは言えなかった大会を振り返り、韓国メディアも板倉に注目している。
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板倉は昨年10月のチュニジア戦後に足首の手術。復帰後、今年1月6日のゴー・アヘッド・イーグルスとの親善試合(3-2)に出場してから日本代表に合流した。アジアカップでも開幕から2試合フル出場と主戦力として戦っていたが、第3節(インドネシア代表/3-1)ではベンチ外に。欠場について、代表合流後に体調を崩していた経緯もあったとされている。
迎えた決勝トーナメント1回戦バーレーン代表戦で先発に復帰すると、続く2月3日の準々決勝でイラン戦ではセンターバック(CB)として冨安健洋とタッグを組んだ。2022年カタール・ワールドカップ(W杯)以降ベストコンビとなっていた2人だが、1点リードの後半10分にあっさりと失点を許す。
後半アディショナルタイムには、自陣ペナルティーエリア内の連係ミス。遅れて対応した板倉の足が相手にかかり、PKを与えてしまった。これをイランに決められ、1-2で敗戦が決定している。
コンディションがベストではなかった面も指摘されるなか、試合後には「ああいうパフォーマンスをしている時点で、代表選手としてピッチに立つ資格はないと自分自身、今日強く感じたし、もっと責任を持ってやりたい」と悔しさを滲ませた板倉。そんな日本のDFについて韓国誌「フォーフォートゥー」も注目している。
同誌は「日本の衝撃的な敗退に批判が巻き起こっている」と、ベスト8で敗退した森保ジャパンに言及。そのなかで板倉について「彼は日本で将来有望なディフェンダーとして評価されていた。ブンデスリーガのボルシアMGでプレーしており、ヨーロッパの舞台での競争を勝ち抜いた。リバプールへの移籍も噂されるほど、板倉は優秀なディフェンダーだ」と能力は申し分ない点を挙げつつ「しかし(今大会では)キム・ミンジェと対照的なパフォーマンスとなった」と、母国スターのDFキム・ミンジェ(バイエルン・ミュンヘン)を引き合いに低調だったパフォーマンスにも触れていた。