ライバル移籍でミラン本田の出番が増加? ウイングの主力ニアングがアーセナルの標的に

ミランはウイングの枚数不足 ニアング流出となれば4-3-3システムの維持も困難に

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランで左ウイングを主戦場とするFWエムベイエ・ニアングが、アーセナルによる補強のターゲットになっているという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。

 アーセナルはチリ代表FWアレクシス・サンチェスの契約延長交渉が難航している。そのため移籍市場で売却を迫られる可能性が浮上し、その後釜としてニアングをターゲットに定めた形だという。

 アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督は、母国フランスの逸材であるニアングを高く評価しているという。そして、フランス代表MFディミトリ・パイェが流出する可能性が高まっているウェストハムが争奪戦の相手になるとの見込みも同時に報じている。

 ミランはウイングの枚数不足が今季の弱点になっている。右はスペイン人FWスソ、左はニアングが基本的に主力として起用されているが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の信頼を勝ち取れていない本田とボランチのMFジャコモ・ボナベントゥーラしかウイングの控えがいないのが実情だ。そこでニアング流出となれば、4-3-3システムの維持すら難しくなる危機に直面する。

 

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