遠藤航のスタメンは確証なし? リバプール“ライバル復活”…代表帰還後に英注目
アジア杯に敗れ各クラブに選手が帰還する
日本代表は2月3日のアジアカップ準々決勝でイラン代表に1-2で敗れ、大会から姿を消した。欧州クラブに所属する選手たちは気を休める間もなく、シーズンの戦いへと気持ちを切り替えなければならない。
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イングランド1部リバプールのMF遠藤航はアジアカップに合流するまで公式戦8試合連続先発出場と定位置を確保し、チームの好調を支えていた。英国メディアでは遠藤の離脱はリバプールにとって大きな痛手になると報じられ、また、日本の敗退を受けて遠藤がチームに戻ってくることは大きな“ブースト”になると考えられていた。それだけチーム内での評価を確立していたことが窺える。
だからといって、遠藤がすんなりとスタメンに戻れる保証はない。遠藤が務めていたアンカーポジションでは、遠藤と入れ替わる形で負傷から復帰したアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターが好調を維持しているからだ。ブライトンからやってきた25歳は、リバプールで新たに挑戦している“6番”としてのプレーに手応えを感じているという。英紙「デイリー・ミラー」が同選手のコメントを伝えている。
「自分のプレーは気に入っているよ。チームメートが必要な時に僕が助けるんだ。僕が今プレーしているこのポジションはより守備的なものだ。でも、同時にたくさんボールを受けることができる。非常に気に入っているポジションで、もっと上手くやれると思っている」
本来の特徴的には、より高い位置でプレーする“8番”が本職のマック・アリスターだが、ユルゲン・クロップ監督によってコンバートされた。「シーズンが始まった時、チームには6番がいなくて僕がその仕事をしなければならなかった」と想定外の起用だったことを認めているが、今では新しいポジションでのプレーも気に入っているという。
「より低い位置でのプレーはある部分では少し簡単かもしれない。なぜならよりスペースや時間に余裕をもってプレーできるからだ。だが、ゲームをより理解する必要があるし、チームメートが僕を助けてくれているんだ。彼らが僕のプレーを楽にしてくれている」
周囲のサポートもあり、マック・アリスターは新たな役割にも適応している。復帰する遠藤とのポジション争いに注目が集まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)