“判定システム”に激昂「こんなんじゃダメだ!」 松木安太郎氏の怒りの理由とは?

日本はイランに1-2で逆転負け【写真:ロイター】
日本はイランに1-2で逆転負け【写真:ロイター】

日本はイランに1-2で逆転負け

 日本代表は現地時間2月3日、アジアカップ準々決勝でイラン代表と対戦し、1-2で敗れた。先制するも、連続失点で逆転を許し、ベスト8敗退を余儀なくされた。そんななか、解説者を務めた松木安太郎氏はオフサイド・ディレイについて激昂。「ちょっとなんとかしないとダメだな、このシステム。こんなんじゃダメだ!」と怒りを露わにしていた。

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 試合を中継した「テレビ朝日」系列の番組に出演した松木氏がこの日最も声を荒げたのは、1-1で迎えた後半23分の場面だった。イランのハーフウェーライン付近からのロングパスに抜け出したMFレザ・アサディーがペナルティー右の位置から頭で落とすと、ペナルティーエリア手前で構えていたエースのFWサルダル・アズムンが右足を一閃。強烈なダイレクトボレーがゴール右の枠を捉えるが、GK鈴木彩艶がスーパーセーブで弾き出した。

 プレーが途切れた後に副審がフラッグを上げ、主審がオフサイドの笛を鳴らしたが、ロングパスが出された瞬間から松木氏は「オフサイドだろ!オフサイドだろ!」とこの日一番の怒叫び声を上げ、その後にオフサイドが取られた際は、「こんなもんオフサイドに決まってるだろ!」と怒号を飛ばしていた。

 該当シーンはオフサイド・ディレイとしてプレーが途切れてからのジャッジとなったが、松木氏は「ちょっとなんとかしないとダメだな、このシステム。こんなんじゃダメだ!」と怒りが収まらない様子だった。尚、その直後に実況を務めていた寺川俊平氏は、オフサイドの有無が不透明な場合に、一旦プレーを継続させることで判定ミスや得点機会の損失を防ぐ目的がオフサイド・ディレイにはあることを冷静に解説し、松木氏を諭していた。

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