遠藤航の早期帰還で「クロップに選択肢を提供」 プレミアリーグ起用の可能性に英注目
日本はイランに1-2の逆転負け
日本代表は現地時間2月3日、アジアカップ準々決勝でイラン代表と対戦し、1-2で敗れた。MF遠藤航は主将として全5試合にフル出場したが、チームを優勝に導くことは叶わなかった。そんななか、所属するリバプールの地元紙は「ワタル・エンドウがショックを受けることでクロップに新たな選択肢を提供する」と見出しを打ち、遠藤の早期帰還に注目している。
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前半28分にMF守田英正が先制点を奪うも、後半10分にMFムハンマド・モヘビに同点弾を決められ、そこから一方的に攻め込まれる展開に。そして同アディショナルタイム、連係ミスからDF板倉滉がPKを与えてしまい、これをMFアリレザ・ジャハンバクシュが決められて逆転。土壇場でスコアをひっくり返され、1-2で敗れた。
主将を務める遠藤はアジア杯参戦前に、リバプールで公式戦7試合連続の先発出場、日程面でいえば13日間で5試合に先発する過酷なスケジュールをこなし、そのままアジア杯でもイラン戦を含めた全5試合でフル出場するという、無尽蔵のタフネスぶりを発揮したが、日本を13年ぶりの優勝に導くことはできなかった。
そんななか、リバプールの地元紙である「リバプール・エコー」は「ワタル・エンドウがショックを受けることでクロップに新たな選択肢を提供する」と見出しを打ち、「日本が驚くべき劇的な逆転負けを喫し、エンドウが想定していたよりも早くにリバプールに戻ってくることになった」と取り上げている。
記事では、日本の敗退に対して「次の土曜日に開催するバーンリー戦に出場できることを意味する」と、10日に控えているプレミアリーグ第23節バーンリー戦にメンバー入りできると指摘。日本にとっては痛恨の早期敗退となったが、遠藤はすぐさまイングランドの地で熾烈な戦いが再開される。