「なんという動きだ!」 イラン守備陣を翻弄、日本のアジア杯先制ゴールに海外熱視線

日本の先制点にポルトガルメディア注目【写真:ロイター】
日本の先制点にポルトガルメディア注目【写真:ロイター】

アジアカップの準々決勝で日本とイランが激突

 日本代表は2月3日、カタールで開催されているアジアカップの準々決勝でイラン代表と対戦し、MF守田英正が先制ゴールを奪った。ポルトガル1部スポルティングに所属する守田のゴールを、ポルトガルメディア「A BOLA」も速報で報じている。

 MF旗手怜央の負傷もあり先発起用された守田が、ゴールという形で結果を出した。前半28分に左サイドの低い位置から中央にパスを入れた守田は、FW上田綺世のポストプレーからリターンボールを受けると、中央にカットインして右足でシュートを放つ。このボールはGKアリレザ・ベイランバンドの足に当たるものの、高く上がってゴール内へ決まり、日本が貴重な先制点をマークした。

 この試合はイランのエースであり、ポルトガル1部ポルトに所属してポルトガル1部リーグで3年連続2桁得点のFWメフディ・タレミが出場停止。「A BOLA」は「4強を争う一戦でタリミ不在のイランから守田が先制点」と、日本の先制点に見出しを付けた。

 そしてテキストでは「日本がゴール! 守田によるゴール!!! 日本が1-0でリード! スポルティングのMFによるなんという動きだ! 中盤の中央でボールを受けると、左の位置から3人の相手を外して先制点につながるシュートを放った! イランのGK足でセーブに行ったが、ボールは宙に浮きゴールに決まったので守田には少しの運もあった。日本がリード! ゴールを決めた守田は(スポルティングのチームメイトの)ギェケレシュのセレブレーションを披露!」と、伝えている。

 ゴールを決めたあと、守田は両手を顔の前で組むポーズを見せたが、このゴールセレブレーションは、スポルティングのスウェーデン代表FWヴィクトル・キェケレシュがゴール後に見せるポーズであることから、守田が留守にしている期間も戦い続けているチームメイトへのメッセージなのかもしれない。

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