ミラン、“本田の代役”スペイン代表FWと合意間近 ライバル加入で日本人10番の1月移籍が加速か
本田はパンキナーロの立場も失う可能性あり
デウロフェウはミラン側と条件面で移籍に合意していたが、最大の衝撃があった。エバートンで故障者が続出し、クーマン監督が「現時点で出せない」と放出を凍結していた。
だが、エバートンは15日の本拠地マンチェスター・シティ戦で4-0と大勝。マンチェスター・ユナイテッドからフランス代表MFモルガン・シュナイデルランを獲得するなど陣容を強化したことから、記事では「クーマン監督は選手の移籍にOKを出した」と伝えられている。
選手と相手チームの監督からGOサインを受けたミランは、引き続きクラブ間交渉を行うことになる。デウロフェウが加入した場合、ベンチメンバー12人と登録選手の多いセリエAで11試合連続スタメン落ちの本田はウインガーの控えという立場を失い、ベンチ外となる可能性も出てくる。
パンキナーロ(ベンチ要員)という有り難くない異名をイタリアメディアから命名されて久しい本田だが、その立場すら失うかもしれない。デウロウェウ加入により、退団が噂される本田の移籍話は一気に加速するのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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