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東南アジアサッカーを激変させる可能性を秘めるプロジェクト 「ASEANスーパーリーグ」誕生で何が変わる?
世界人口の25%が背後に控える“バケモノリーグ”になる可能性も
もしASEANスーパーリーグが立ち上がり、6億人の東南アジアで成功すれば、人口では世界最大のリーグになる。2018年に人口12億人のインドが予定通り参戦すると、地球上の人口の25%が背後に控える“バケモノリーグ”となる。
経済が順調な東南アジアでASEANスーパーリーグができれば、天文学的なマネーが集まってくることは想像に難くない。
代表クラスの選手や実績のある外国人選手が集まってきたり、国際Aマッチのようなハイレベルな試合を毎週繰り返すことで、東南アジアの飛躍的なレベルアップも望めるため、各国リーグは興味津々。これを機に各国間で深い連係が取れるようになれば、「ワールドカップ東南アジア大会」の招致へと進むことも可能だ。
と、良いことばかりに思えるが、ASEANスーパーリーグ参戦チームは「自国リーグに出場できない」というルールがミソなのだ。つまり、必然的に国内リーグの価値は下がる。こんなのってイイのだろうか?
【了】
是永大輔●文 text by Daisuke Korenaga
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