日韓戦の可能性に“待った”? 日本の対戦国の決意に韓国反応「イランの意見は違う」
イラン側の前日会見に注目
日本代表は2月3日、アジアカップ準々決勝でイラン代表と激突する。前日に韓国代表はオーストラリア代表を延長の末2-1で下し、ベスト4に名を連ねた。韓国メディアは「決勝戦の韓国対日本への期待が高まっているが、イランの意見は違う」と、日本の対戦国側の意気込みを伝えている。
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イランと日本は前回大会、2019年の準決勝で対戦したのが最後だ。乱闘騒ぎも起こった荒れ模様の試合は、3-0で日本が勝利し決勝へと駒を進めた。イランにとってリベンジの機会となる。
一方、優勝候補の一角である韓国は2日の準々決勝でオーストラリアに2-1で勝利。無事ベスト4に名を連ね、今後日本とともに勝ち進み決勝にたどり着けば、“日韓戦”が実現する可能性が出ている。
韓国のサッカー専門サイト「インターフットボール」は「決勝戦の韓国対日本への期待が高まっている」と“日韓戦”実現が近づいていることを指摘。そのうえで、準々決勝の日本の相手であるイランの試合前日会見の言葉に注目した。
イランを率いるアミール・ガレノイー監督は「決勝で日本と対戦したかった」と一言語り「選手たちは代表チームのためにすべてを捧げる準備ができている」と意気込みを明かしている。
同席したGKアリレザ・ベイランヴァンドは「イランは歴史を刻むためにカタールに来た。大事なのは、しっかりリカバリーして明日勝つこと。準備はできている」と、日本戦に懸ける決意を表明した。
「インターフットボール」はこれらの発言に脚光を当て「『韓国と日本の決勝戦? 我々がいる』…日本戦を前にイラン『歴史を刻む準備はできている』」と大きく報道。「決勝戦の韓国対日本への期待が高まっているが、イランの意見は違う。『歴史を刻む』と日本戦への決意を表明した」と、日本へ闘志を燃やすイランの決意を伝えていた。