日本と海外「すごい差がある」 遠藤×南野が実感した“違い”「リバプールに行っても感じる」

日本代表の南野拓実と遠藤航【写真:Getty Images】
日本代表の南野拓実と遠藤航【写真:Getty Images】

「Team Cam」シリーズで対談が実現

 森保一監督の率いる日本代表は決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表を3-1で破り、9大会連続でベスト8に進出した。2月3日には準々決勝でイラン代表と対戦するなか、日本サッカー協会(JFA)は公式YouTubeチャンネル「JFATV」の「Team Cam」シリーズで“新旧”リバプールコンビの対談が公開されている。

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 準々決勝の相手であるイランとは、2019年の前回大会準決勝で対戦。その際はMF南野拓実のクロスから先制弾を生み、3-0で完勝した。しかしゲームはMF遠藤航が負傷交代、終盤に相手との小競り合いが起こるなど、荒れた試合模様になったことでも当時話題を呼んだ。

 決戦を前に、「JFATV」は人気シリーズ「Team Cam」最新回を更新。バーレーン戦の舞台裏を収録したなか、“新旧”リバプールコンビである遠藤と南野(現・ASモナコ)の対談をアップしている。

 そのなかで、日本のサポーターについての話題に。遠藤はグループリーグで対戦した3か国を「すごくいいチームだった」と回顧。「改めて勝つために何が優先されるかを思い知らされた試合だった」と、評価した。そのうえで「選手たちもそうだけど、サポーターの熱量は全然違うと思う。そこは日本と他の国ではすごい差があると思います」ときっぱり言い放っている。

 南野も「そういう熱のところも感じるよね。ピッチで」と同調。遠藤は続けて「日本がワールドカップ(W杯)で優勝するってなったら、結局やっぱりサポーターの熱量も間違いなく必要になってくるし、全試合W杯で日本が毎試合ホームのような雰囲気を日本人サポーターが作ったとすれば、W杯で優勝する確率も間違いなく上がると思います」と、存在の大きさを改めて語った。

「絶対あるんですよ。それは間違いなく。リバプールに行っても感じるけど、ホームでの雰囲気とか、アウェーに行ってもそうですけど、その作られる雰囲気とかが嫌ですね。サポーターの力というのは、すべての勝敗を分けるわけではないですけど、1つの要因としては間違いなくあると感じます」

「遠藤選手の言うとおりですよ」と全面的に肯定した南野。和やかな対談のなかで、プレミア屈指のビッグクラブでプレーしてきた2人の思いは、足並みもそろっているようだ。

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