日本優位と想定も…対戦国の付け入る“隙”を海外指摘「脅威を与えることになる」

日本はイランと対戦【写真:ロイター】
日本はイランと対戦【写真:ロイター】

「守備には不安は残ったままだ」と指摘

 日本代表は2月3日のアジアカップの準々決勝でイラン代表と対戦する。海外メディアは日本の守備に不安があることを指摘し、激しい点の取り合いになることを予想している。

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 日本は、今大会グループリーグを2勝1敗のD組2位で勝ち抜け、決勝トーナメント1回戦ではバーレーンを撃破。9大会連続となるベストへと駒を進めてきた。

 4試合で11得点と攻撃陣は破壊力の高さを示す一方、ここまで相手を「0」に抑えた試合はまだなく、ミス絡みの失点が多いことは今後の戦いに向けて不安要素となっている。

 アメリカメディア「CBS Sports」は「今大会、クリーンシート(無失点試合)がまだない。日本の守備は不完全だ。特にゴールを守る鈴木彩艶。21歳の選手が初の大舞台で生みの苦しみを味合うのは当然のことだが、イランの攻撃は日本がここまでに直面したことのない脅威を与えることになるだろう」と日本の守備面での課題を指摘した。

 同メディアは日本の4−2での勝利とスコアを予想しているが、「最終的には日本がより高いクオリティーを持っていることが証明されるだろうが、トーナメントが続くなかで彼らの守備には不安は残ったままだ」としている。依然として日本優位の見方ではあるが、エースFWメフディ・タレミが出場停止のイランにも十分に苦しめられると見ている。

 FIFAランキングは日本が17位、イランが21位とアジアの上位2か国による直接対決。事実上の決勝戦として注目される大一番を制するのはどちらの国となるだろうか。

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