尹監督がC大阪への思いを韓国紙に激白 「私を覚えてくれているだけでもありがたいのに…」

韓国スポーツ紙に語る 「肩の荷が重いという気持ちはある」

 3年ぶりにJ1に復帰したセレッソ大阪を今季から率いる尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督は、就任後すぐに6時50分からの異例の朝練を開始させたり、選手が髪を染めていることにも「クラブ側と確認する」と話すなど、早速チーム改革に着手している。

 そんな尹監督が昨年12月に、韓国スポーツ紙「スポーツソウル」との電話インタビューで、古巣セレッソ大阪の監督に就任したことについて熱い思いを語っている。

「私のことを覚えてくれているだけでもありがたいのに、重要な時期に監督を務めることになり、肩の荷が重いという気持ちはある。それだけに、本当に私のチームという気持ちを持って新シーズンを戦っていきたい」

 尹監督は現役時代、2000年から02年までC大阪、06年から07年までサガン鳥栖と二つのJリーグクラブでプレーした経験がある。そして07年限りで現役を引退した後は、そのまま鳥栖に残り、トップチームのコーチを歴任しながら監督ライセンスを取得。11年に指揮官に就任すると、同年にはJ2で2位となりクラブ史上初のJ1昇格を達成、12年にはJ1で5位に躍進させるなど、14年夏の退任まで鳥栖の監督として手腕を振るった。

 そんな日本との縁も深い尹監督だけに、韓国で蔚山現代FCを2年間率いて3年ぶりに戻ったJリーグの舞台で、古巣C大阪で結果を残したいという気持ちは人一倍強いようだ。

 

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