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ヨルダンが史上初のアジア杯4強進出 タジクを1-0撃破、豪州対韓国の勝者と対戦へ
アジア杯8強でタジキスタンとヨルダンが対戦
カタールで開催されているアジアカップは、2月2日から準々決勝がスタート。その最初の試合で、初出場のタジキスタンとヨルダンがアフメド・ビン・アリー・スタジアムで対戦した。
試合は序盤からヨルダンがボールを保持しながら攻め、タジキスタンがロングボールでチャンスをうかがう展開となる。ヨルダンの守備に苦しみながらも、タジキスタンは前半15分にロングボールから右サイドを抜け出したMFシェルボニ・マバツォエフの折り返しをMFエフソン・パンジュシャンベが合わせたが、シュートはクロスバーに嫌われて得点を挙げられない。
最前線のFWヤザン・アル・ナイマト、FWアリ・オルワン、FWムーサ・アル=ターマリの3トップを中心に優勢に試合を進めていったヨルダンも、チャンスを作り出したがゴールを決めることはできなかった。
それでも後半21分、ヨルダンはコーナーキック(CK)を得るとDFアブドゥラー・ナシブがヘッドで合わせる。これがタジキスタンの選手に当たってゴールに決まり、オウンゴールでヨルダンが先制した。直後にも鋭い攻撃からアル=ターマリが決定機を迎えたが、シュートを枠に飛ばせずにリードを広げられなかった。
先制されたタジキスタンも初のアジアカップでのベスト4進出という快挙を目指して反撃に出る。ヨルダンの守備を崩しきれなかったが、それでもエリア外からミドルシュートを枠に飛ばし、GKヤジッド・アブ・ライラを慌てさせる場面も作った。
選手交代を行い、前線からプレッシングをかけてボールを回収しようとするタジキスタンだが、ヨルダンも巧みにボールを動かしてボールを奪わせずこのまま1-0で勝利。同国史上初のアジアカップ4強へ進出し、オーストラリア対韓国の勝者と現地時間2月6日の準決勝で対戦する。
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