三笘薫「先発から行けるくらい上がっている」 イラン戦に向け万全を強調【現地発】
2月3日には準々決勝でイランと対戦
森保一監督率いる日本代表は2月3日にカタール・ドーハで行われているアジアカップ準々決勝でイランと対戦する。1月31日の決勝トーナメント1回戦でバーレーンと対戦し、3-1の勝利。今大会初出場したMF三笘薫(ブライトン)は約33分間のプレーで魅了した。2日の練習後に取材対応した三笘は「先発から行けるくらい上がっている」と万全を強調した。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
バーレーン戦の後半22分、森保ジャパンにとって待ち望んだ瞬間が訪れた。左足首の負傷で3試合連続ベンチ外だった三笘が戦列に復帰。森保監督は「アディショナルタイムも含めて30分から40分くらいかなと思っていた」と、プレー時間を想定していたという。
定位置の左サイドに入った三笘はファーストプレーからドリブルで仕掛けて持ち味を発揮。次のプレーにすぐ移れる完璧なトラップを連発し、後半40分には左サイドからスピードに乗りながら約50メートルを絶妙タッチで相手3人を置き去りにするドリブルを披露した。最後はゴール前のFW浅野拓磨にラストパスを送って決定機を演出するなど、復帰戦とは思えないほど“モノが違う”という存在感を示した。
“試運転”は完了したなか、2日にドーハ市内で行われた練習後、イラン戦に向けた取材に対応した三笘は「先発から行けるくらい上がっている」と、コンディションの上昇について言及。「久々に試合に出られたのでコンディションは上がっていると思うし、次はもう少し上がった状態で出られる」と、万全を強調した。
三笘の復帰となれば森保ジャパンにとってこれほどの戦力はいない。イラン戦については「球際に強いチームなので食いついてくると思うし、シンプルにはたくところははたいて、1対1のところは仕掛ける、簡単なところだけど意識していければ」と、意気込んだ。
再び、“三笘ショー”の開園か。すでにエンジンはかかっている。