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「韓国を撃破できる4つの理由」を豪州指摘 「オーストラリアは何も恐れることはない」
2日に韓国と準々決勝で対戦
オーストラリア代表は2月2日、アジアカップ準々決勝で韓国代表を迎え撃つ。母国メディアは「韓国を撃破できる4つの理由」を挙げて、士気を高めているようだ。
オーストラリアはグループリーグをB組1位(2勝1分)で勝ち上がり、1月28日に決勝トーナメント1回戦でインドネシア代表と対戦。4-0の快勝を収め、勢いそのままに韓国との決戦を迎える。
一方の韓国は、E組2位(1勝2分)でグループリーグを突破。1月31日にサウジアラビア代表と対戦し、1-1のまま延長、そしてPK戦まで戦って勝利を勝ち取った。オーストラリアより準々決勝までの間が短く、中2日でのオーストラリア戦となる。
オーストラリア地元紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」は「韓国を撃破できる4つの理由」を列挙。「オーストラリアは何も恐れることはない」と自信をもって伝えている。
まずは中2日で試合を迎える韓国側の疲労。「グループリーグを勝ち抜いたメリットは明らかで、アーノルド監督には次の対戦相手より丸2日多く休めるという利点がある。相手は疲労困憊している」と両者の環境の違いを挙げた。
そして2つ目にサッカースタイルの相性の良さに言及。「オーストラリアが苦戦するのは、深い守備ブロックに腰を据える格下チームと対戦する時だけだ」と自国の弱点を挙げつつ、韓国がこの例に当てはまらないと予想する。相手がポゼッションを高めてくることを想定し、「準々決勝でもボールのほとんどを韓国が持つことになれば、サッカルーズは快適な領域に入ることになる。カウンター攻撃と前線からのプレッシングの慎重なバランスに戻ることができる」と利点を取り上げた。
3つ目には「韓国の監督は信じられないほど不人気」という指摘。「韓国サッカー界では、現在の黄金世代の選手たちを無駄にしているのではないかという懸念がある。多くの韓国ファンは、(ユルゲン・)クリンスマンは戦術的に合わないと考えており、彼のおかげではなく、彼をよそに試合に勝っているという見方が広がっている」と、ユルゲン・クリンスマン監督へのファンの信頼度の低さを挙げた。
最後に、「歴史はオーストラリアの味方」と題し過去の戦績を紹介。直近2試合(2018年11月:国際親善試合 1-1/2019年6月:国際親善試合 0-1)では勝利できていないオーストラリアだが、「実際に何かが懸かっている試合となると、オーストラリアは非常に強い戦績を残している」と例を挙げる。
記事では「過去23年間の結果の懸かった試合でオーストラリアが韓国に敗れたのは1度だけ」と、2015年アジアカップのグループリーグ第3戦を回顧。同大会では決勝で再び同カードが実現し、オーストラリアが延長の末に2-1で優勝を手にしている。
強豪対決となった準々決勝の勝負はどちらに転ぶのか。オーストラリアの挙げた“4つの理由”がどこまで影響してくるのかにも注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)