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韓国、豪州と実力拮抗も2か国の“差”とは? “4強確率”は46%…「負担増」を母国指摘
「カギは“体力回復”だ」
韓国代表は2月2日、アジアカップの準々決勝でオーストラリアと激突する。母国メディアは「準決勝進出の確率46%を克服しなければならない」と、強敵との一戦に身構えているようだ。
決勝トーナメント(決勝T)1回戦は1月31日までに全日程を終え、準々決勝の対戦カードはタジキスタン対ヨルダン、オーストラリア対韓国、イラン対日本、カタール対ウズベキスタンとなっている。
韓国は30日の決勝T・1回戦でサウジアラビア代表と対戦。1点ビハインドのなか後半アディショナルタイムに追い付き延長戦(前後半計30分)、さらにはPK戦へともつれこんでようやく勝利を手にした。
韓国誌「フォーフォートゥー」は、サウジアラビア戦で120分+PK戦の死闘を乗り越えた同国について「延長戦を戦い、中2日と少ない休養で“準決勝進出の確率46%”を克服しなければならない。カギは“体力回復”だ」と、準々決勝オーストラリア戦への見解を示している。
記事では「FIFAランキングで韓国は23位、オーストラリアは25位。最近の戦績も拮抗している」と比較。前回対戦した2019年6月は韓国が1-0で勝利、18年11月には韓国が1-1の引き分け、15年のアジアカップ決勝ではオーストラリアが延長戦の末に勝利した過去の対戦経歴も紹介した。
そのうえで「韓国の問題は、体力的な負担が増えていることだ」と指摘。サウジアラビア戦から中2日の日程で行われる準々決勝について「オーストラリアと韓国は今大会の日程とかなり差。オーストラリアは韓国に比べて50時間以上多くの休息があった」と休息面での違いを報じている。
さらに韓国は、前述したとおりサウジアラビア戦で延長、PK戦まで戦った。一方のオーストラリアは、決勝T・1回戦を90分間で終えている。データ会社「オプタ」の算出では、「韓国の準決勝進出確率が46%、オーストラリアが54%」に。こうした背景も踏まえ「韓国の準決勝進出の確率は46%。オーストラリアに勝るためには、短期間でいかに体力を回復させるかが重要だ」と、コンディション面の調整を1つのキーポイントとして挙げていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)