鈴木彩艶は「未来に向けた投資」 完全移籍&アジア杯起用に韓国注目「機会を与えている」
2月1日にシント=トロイデンへの完全移籍が決定
日本代表のGK鈴木彩艶は、カタールで開催されているアジアカップでスタメン出場を続けている。2月1日には、期限付き移籍していたベルギー1部シント=トロイデンへの完全移籍が発表され、今後の飛躍が期待されるなか、韓国メディアは「未来に向けた投資」と取り上げている。
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21歳の鈴木は浦和レッズの下部組織で育ち、2019年にクラブ史上最年少(16歳5か月11日)でプロ契約。21年にトップチームへ昇格を果たし、昨年8月にシント=トロイデンへ期限付き移籍していた。
パリ五輪世代の有望株として注目を集めるなか、日本代表のアジアカップメンバーに選ばれ、今大会ではここまで4試合でフル出場している。日本は9大会連続のベスト8に駒を進めた一方で、グループリーグのベトナム戦(4-2)、イラク戦(1-2)、インドネシア戦(3-1)に続き、4試合連続の失点を喫しており、守備は不安視されている。
そのなかで、2月1日にベルギー1部シント=トロイデンへの完全移籍が決定。韓国メディア「SPOTVNEWS」は「森保監督は、GK権田修一(清水エスパルス)、GKダニエル・シュミット(ヘント)、中村航輔(ポルティモネンセ)らをメンバーには入れず、カタールで行われているアジアカップで鈴木にチャンスを与えている。ただ、アジアカップ前まで、国際Aマッチの経験は3試合しかなかった。今大会では実戦不足の不安を露呈している。ベトナムとの大会初戦からハイボール処理に不安を見せた鈴木は、ベスト8に進出した日本代表チームとは異なり、後味の悪い時間が続いている」と現状に触れつつ、シント=トロイデンへの完全移籍に関して「未来に向けた投資」と取り上げていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)