レアルがセビージャに“悲劇的”な逆転負け 公式戦無敗記録が「40」で途絶える

セビージャ出身のラモスがオウンゴール、後半ATに被弾… “白い巨人”がついに敗れる

 レアル・マドリードは現地時間15日に敵地でセビージャと対戦した。FWクリスティアーノ・ロナウドのPKで先制するも、後半に2得点を許して逆転負けを喫した。“白い巨人”の公式戦無敗記録は「40」でストップ。セビージャの日本代表MF清武弘嗣はメンバー外だった。

 試合が動いたのは後半22分、レアルは右サイドからエリア内に攻め込んだDFダニエル・カルバハルがGKセルジオ・リコに倒されてPKを獲得した。セビージャは猛抗議したが判定は覆らず。ボールがセットされる前にMFビトロがペナルティースポット付近の芝を足で削ったことに対して、キッカーのロナウドがボールをぶつけて一発触発の雰囲気も漂った。しかし、ロナウドはビトロの挑発に動揺することなく、ゴール左隅へ強烈なシュートを叩き込んだ。

 1点のリードを許したホームのセビージャだったが、簡単には引き下がらない。同40分に右サイドの高い位置でFKを獲得。レフティーのMFサラビアがゴールへ向かう鋭いクロスを入れると、レアルの主将DFラモスが自陣のゴールへ豪快なヘディングを決めてしまい、試合は振り出しに戻った。レアルのカンテラ出身サラビアのボールから、セビージャ出身のラモスが痛恨のオウンゴールを献上するという皮肉な形となった。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング