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イラン×シリアは90分間で警告8枚 イランは肘打ち、ハードタックルで後半だけで5枚、退場者も
試合は1-1のまま延長戦へ
アジアカップの決勝トーナメント1回戦は1月31日、イラン代表とシリア代表が対戦し、前後半90分の戦いは1-1のドローで延長戦に突入した。イエローカードはイランに6枚、シリアに2枚出されている。
前半34分にイランが先制したゲームは後半14分、シリアの攻撃で最終ライン背後へのパスにFWパブロ・サバグが抜け出すと、イランGKアリレザ・ベイランバンドのタックルで倒された。ピッチ上では抜け出した時点でのプレーがオフサイドと判定されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のオフサイドチェックではオンサイドと判断され、改めて接触プレーを主審がオンフィールドレビューで確認。そして、ベイランバンドのファウルとして、シリアにPKが与えられた。 これをシリアのFWオマル・フリビンが蹴り込み、後半18分の同点ゴールになった。
試合はそのまま1-1のまま進み、延長戦に突入。そのなかで、負けたら終わりの戦いだけに、後半は選手たちのバトルが一層激化した。
イランは前半、DFショジャー・ハリルザデーの1枚だったイエローカードが後半だけで5枚。後半26分、イランMFサイード・エザトラヒが球際でシリアFWサバグに肘打ちを見舞い、直後にはMFモハマド・モヘビがクリアを狙った相手MFジャリル・エリアスにアフター気味に激しいタックルで、さらに後半36分にはMFメフディ・タレミがシミュレーションで警告を受けた。
さらに、イランは後半アディショナルタイムに入ったところでタレミが相手FWアラー・アルディン・ヤシン・ダリをうしろから倒してこの日2枚目のイエローカード。延長戦目前で退場となり、イランは数的劣勢を強いられることになった。
一方、シリアはFWマフムード・アル・アスワドが前半24分、MFイブラヒム・ヘサールが後半アディショナルタイム8分にイエローカードをもらっている。