アジア杯決勝トーナメント1回戦でシリア代表と対戦

　アジアの代表チームナンバーワンを決めるアジアカップは1月31日の決勝トーナメント1回戦でイラン代表とシリア代表が対戦。日本と準々決勝で対戦するチームを決める試合は、1-1で迎えた後半アディショナルタイムにイランのスターFWメフディ・タレミが退場処分になった。

　イランはイタリア・セリエAの名門ローマ所属のFWサルダル・アズムンとポルトガルの名門FCポルトのFWメフディ・タレミを擁する。GKアリレザ・ベイランバンドのスローイングはハーフウェーラインを軽く超えることでも知られる中東のタレント軍団だ。

　そのイランは前半にタレミのPKで先制するも、後半に追いつかれた。猛攻を仕掛ける中、後半35分過ぎにペナルティーエリア内でボールを受けようとしたタレミが転倒したが、シミュレーションとしてタレミにイエローカードが提示された。さらに後半アディショナルタイム突入直後、カウンターを阻止しようとしたタレミがファウルでストップしてしまい、2枚目のイエローカードで退場処分になった。

　イランの顔の1人と言えるタレミだが、仮にこの後にイランが勝ち越して突破を決めても準々決勝の日本戦は出場停止になることが決まった。