主力流出の横浜FM、新背番号決定も齋藤の去就は不透明 俊輔の10番、榎本の1番は空き番号に

激震のオフを経て27選手を発表も、齋藤との契約更新は発表されず

 横浜F・マリノスは15日、新体制発表会を行い、2017シーズンに挑むコーチングスタッフの体制と選手の新背番号を発表した。

 今オフの横浜FMは、主力の大量流出という激震に見舞われている。クラブの象徴的存在だったMF中村俊輔(→磐田)をはじめ、MF兵藤慎剛(→札幌)、DF小林祐三(→鳥栖)、DFファビオ(→G大阪)、GK榎本哲也(→浦和)らが移籍。さらに、この日発表された2017年メンバーリストに昨季同様の11番で記されていた齋藤学は契約未更新で、流出の噂が絶えない。

 現時点で27人が名を連ねているリストのなかで、退団した主力選手が昨季まで付けていた榎本の1番、中村の10番は空き番号に。兵藤の7番は期待の新加入FWウーゴ・ヴィエイラが、ファビオの5番はMF喜田拓也、小林の13番はDF金井貢史が引き継ぐことになった。

 その他の主な新加入選手では、MF扇原貴宏が6番、DF山中亮輔が24番、DF松原健が27番を、昨季在籍選手では飛躍を遂げたMF天野純が14番を付ける。

 激震のオフを経て、就任3年目を迎えるエリク・モンバエルツ監督の下で荒波に向かって船出する横浜FM。2月25日に本拠地日産スタジアムで迎えるJ1第1節の浦和レッズ戦まで、態勢を立て直すことができるだろうか。

 

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