ラツィオ鎌田の「ローマでの挑戦は終了」 伊メディア報道、スペイン移籍を本人希望か
今季からイタリアの古豪でプレーも、定位置確保に至らず
イタリア1部ラツィオに所属するMF鎌田大地は、2022-23シーズンでドイツ1部フランクフルトとの契約が満了し、今季からイタリアの古豪でプレーしている。ここまで公式戦22試合に出場して1得点1アシストを記録している鎌田だが、新天地になじめたとは言えない状況だ。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカート・ウェブ」は、夏の移籍市場でイタリアを離れる可能性を報じている。
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この冬の移籍市場で鎌田は、トルコ1部ガラタサライからの関心が報じられていた。しかし、クラブは条件面で合意に達することができずに交渉は破談に終わったとされている。
今季、ラツィオと1年契約を結んでいる鎌田だが、契約には3年の延長オプションもあるという。しかし、直近の公式戦4試合連続で出場機会はなく、夏にはラツィオを離れることが既定路線とされている。
鎌田にはガラタサライ以外にも、夏に関心を持っていたとされるACミランが再び興味を示していたという。また、契約満了後にフリーエージェントとしてフランス1部マルセイユも興味を持っているという。しかし、鎌田自身はスペインのラ・リーガへの挑戦を希望しており、バレンシアやレアル・ソシエダというクラブが、獲得の可能性があるクラブとして伝えられた。
記事では「衝撃的などんでん返しが起きない限り、鎌田のローマでの挑戦は今シーズン終了後に終わる。とても勿体ないのは、サッリ監督によって起用されなかったことから、獲得に動く可能性のあった買い手の関心を引き付けられなかったことだ。これによりラツィオは、彼を獲得するために夏に支払った金額のうち、500万ユーロ(約8億円)を回収することができなくなり、失敗の1年が続くことになった」と、冬に移籍金を得られなかったことがクラブにとってマイナスだと報じた。
クラブでの不振もあり、アジアカップの日本代表メンバー入りも逃すことになった鎌田だが、希望する新たなオファーを得られるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)