「オプタ」の勝利確率予想に言及

　韓国代表は1月30日、アジアカップ・決勝トーナメント1回戦でF組1位通過のサウジアラビアと対戦する。グループリーグ最終節でドローに終わり、E組2位となった韓国は、D組2位の日本との対戦を避けたともメディアで報じられるなか、データ分析会社「オプタ」の予想では、韓国の勝利確率は51.8%。韓国メディアは「韓国は勝利を保証されていない」と伝えている。

　日本（FIFAランキング17位）とともに、優勝候補の一角に挙げられていた韓国（同24位）。グループリーグ初戦でバーレーンを3-1で下したものの、続くヨルダン代表戦（2-2）、最終節のマレーシア代表戦（3-3）ともに勝ちきれず、E組2位での通過となった。

　韓国はF組1位のサウジアラビアと対戦するなか、データ分析会社「オプタ」は韓国の勝利確率を51.8％、サウジアラビアの勝利確率を48.2％と独自に弾き出した。

　これを受け、韓国のサッカー専門サイト「インターフットボール」は「51.8%対48.2%、韓国は勝利を保証されていない」と見出しを打って取り上げている。

「韓国は昨年9月、親善試合でサウジアラビアと対戦し、チョ・ギュソンの得点で1-0と勝利した。これはユルゲン・クリンスマン監督が韓国代表を率いて初となる白星だった。ただし、警戒しなければならない。サウジアラビアはその後、ロベルト・マンチーニ監督の指導の下、さらに組織力を引き上げている」

　記事では、FWソン・フンミン、DFキム・ミンジェ、MFイ・ガンイン、FWファン・ヒチャンら欧州リーグでプレーする選手を擁する韓国がタレント力ではリードしていると分析。「もちろん、サレム・アル・ダウサリ、モハメド・カンノらは警戒しなければならない」としつつ、「どちらが勝利確率は高いか。『オプタ』は両チームの勝敗を薄氷の差と予想した。韓国は51.8％、サウジアラビアは48.2％。どちらに転ぶか分からないという予想だ」と触れていた。