タイ代表、後半途中出場の“Jリーガー”スパチョークが華麗な同点ミドル弾

札幌でプレーするタイ代表のスパチョーク【写真:ロイター】
札幌でプレーするタイ代表のスパチョーク【写真:ロイター】

後半13分にスパチョークがゴール

 アジアの代表チームナンバーワンを決めるアジアカップは、1月30日に決勝トーナメント1回戦でタイ代表とウズベキスタン代表が激突。北海道コンサドーレ札幌のタイ代表MFスパチョーク・サラチャートが鮮烈な同点ゴールを決めた。

 タイは現役時代や指導者として鹿島アントラーズで活躍した石井正忠監督が昨年11月に就任。1月1日には日本代表と国際親善試合を行って大会入りし、グループリーグでは強豪サウジアラビアが入ったF組を1勝2分の勝ち点5で2位通過。3試合で無失点という堅守を見せてきた。しかし、この試合では前半37分に失点して1点ビハインドで前半を終えた。

 石井監督はハーフタイムの交代でスパチョークら2人を投入。すると後半13分、中盤でのパス交換で前を向いたスパチョークはドリブルで前進。縦パスを出してリターンを受けると、約20メートルの右足ミドルをゴール右に蹴り込んでスコアを振り出しに戻した。

 2022年夏から札幌でプレーするスパチョークは、昨季のJ1で7ゴールをマークしていた。Jリーガーの鮮烈なミドルがタイにベスト8入りの希望を膨らませている。

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング