三笘薫、バーレーン戦で戦列復帰へ 22年に“11分間だけ”共演…久保&伊東とトリオ結成は?【現地発】
ベスト8を懸けた戦いが始まる
日本代表は1月31日にカタール・ドーハで行われているアジアカップ決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表と対戦する。負けたら終わりの一発勝負。3大会ぶり5度目の優勝を目指す森保ジャパンはMF三笘薫(ブライトン)が途中出場で復帰する可能性が高まった。三笘は昨年9月以来の約4か月半ぶりの日本代表戦。その起用法に注目する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)
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グループリーグを2勝1敗の2位通過した日本は中6日でバーレーンとの対戦を迎える。ここから先は“超アウェー”の連続が予想されるなか、バーレーン相手に勝利を掴み取って、中2日の準々決勝につなげたい。
ここからは厳しい日程も待ち受けるため、交代策を含めたマネジメントが鍵を握りそうだ。まず、MF三笘薫が実戦復帰となると見込み。昨年末、左足首を負傷した影響でここまで慎重に回復へ努めていた。別メニュー調整を重ねながら、全体練習をフル消化できたのが1月26日。ただ、いきなりの先発出場は厳しいと見られるため、残り10~20分のプレー時間が現実的と言えるだろう。
システムは4-2-3-1または4-1-4-1に可変しながら使い分けると見られる。4-1-4-1の場合でも、旗手怜央、守田英正が近い位置の左インサイドハーフを務めれば、川崎フロンターレ時代からの連係や三笘の“生かし方”で問題ない。旗手は昨年6月のペルー戦でも左インサイドハーフで先発しており、このシステムで共演経験もある。
トップ下の久保建英、右ウイングに伊東純也が入れば、2022年6月10日ガーナ戦で11分だけ共演していた以来の3人が揃う可能性もある。このガーナ戦では三笘は左サイドから縦に仕掛けて、マイナスに入れた折り返しを久保が左足で合わせた。代表初ゴールをお膳立てし、相性の良さをうかがわせた。
無理はさせない方向だが、練習ではヘディングシュートやニアサイドへ強烈な一撃を決めるなど、コンディションの上昇が見て取れる。三笘のアジアカップがいよいよ始まる。