森保J、バーレーン戦「予想スタメン&布陣」 南野左で再トライの可能性も…トップ下久保が鍵【現地発】
ベスト8を懸けた戦い
日本代表は1月31日にカタール・ドーハで行われているアジアカップ決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表と対戦する。負けたら終わりの一発勝負。3大会ぶり5度目の優勝を目指す森保ジャパンはどのようなスタメンで臨むのか予想する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)
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グループリーグを2勝1敗の2位通過した日本は中6日でバーレーンとの対戦を迎える。ここから先は“超アウェー”の連続が予想されるなか、バーレーン相手に勝利を掴み取って、中2日の準々決勝につなげたい。
ここからは厳しい日程も待ち受けるため、交代策を含めたマネジメントがカギを握りそうだ。まず、MF三笘薫が実戦復帰となると見込み。三笘は昨年9月以来、約4か月半ぶりの日本代表戦となる。ただ、いきなりの先発出場は厳しいと見られるため、残り10~20分のプレーとなるか。
そのなかで、1トップはやはりここまで大会3ゴールで牽引する上田綺世が濃厚。2列目は右サイドに伊東純也、トップ下は久保建英。左サイドは中村敬斗も万全だが、南野拓実をもう1度起用する可能性もある。グループリーグ第2戦イラク戦で先発出場したトリオで、ミーティングでは攻撃陣だけでも話し合って映像を見ながら意見を出し合ってきた。練習では左サイドからのプレーもしており、交代なしでポジションを入れ替えることもできることから、再トライも考えられる。
トップ下の久保はインサイドハーフのポジションもこなせるため、中盤でイニシアチブを握り、攻撃へつなげられるかが鍵。今大会1アシストの久保は「ゴールが足りない」と話しており、決勝トーナメントでは目に見える数字の結果もほしいところだ。
ボランチはインドネシア戦に続き、主将の遠藤航、旗手怜央のコンビか。中2日で強豪イランが待ち受けることも考えると、好調の旗手を連続起用して、ボランチの幅を広げておきたい。
最終ラインはコンディションも良く、アピールに成功した毎熊晟矢が右サイドバック(SB)で先発の座を掴むだろう。ここに体調不良から復帰した板倉滉、冨安健洋のセンターバックコンビが復活すれば盤石。相手の4バックを崩すためSBは重要で、左は伊藤洋輝がイラク戦以来のスタメンか。
GKは鈴木彩艶を引き続き起用。とにかく経験を積んで、ゼロ封を目指してもらいたい。