森保J、決勝Tバーレーン戦“推奨スタメン”考察 三笘いよいよ“登場”なるか、久保の起用法は?【現地発】

バーレーン戦のスタメンを考察【写真:ロイター】
バーレーン戦のスタメンを考察【写真:ロイター】

ベスト8を懸けた戦いが始まる

 日本代表は1月31日にカタール・ドーハで行われているアジアカップ決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表と対戦する。負けたら終わりの一発勝負。3大会ぶり5度目の優勝を目指す森保ジャパンの“推奨スタメン”を考察する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)

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 グループリーグ(GL)を2勝1敗の2位通過した日本は中6日でバーレーンとの対戦を迎える。ここから先は“超アウェー”の連続が予想されるなか、バーレーン相手に勝利を掴み取って、中2日の準々決勝につなげたい。

 ここからは厳しい日程も待ち受けるため、交代策を含めたマネジメントが鍵を握りそうだ。1トップは今大会3得点を誇る上田綺世か。今、最もゴールの匂いがするFWが景気づけに先制点を決めれば、日本はより勢いづくだろう。

 2列目は三笘薫が練習に合流しており、シュートでも徐々にコンディションが上がっている様子がうかがえる。スタメン起用は見送ると見られるが、途中から“試運転”はあるだろう。そのなかで、左サイドは中村敬斗、トップ下には3戦連続で久保建英が入るか。「あまり好きじゃない」と話すアルトゥマーマ・スタジアムの芝生だが、ここで攻略しておきたい。

 右サイドはGL第3戦インドネシア戦で先発を外れた伊東純也がフレッシュな状態。だが、イエローカードを1枚持っていることもあり、インドネシア戦で活躍した堂安律が連続起用される可能性もあるだろう。

 ボランチは守田英正と遠藤航コンビ、最終ラインはコンディションも良く、アピールに成功した毎熊晟矢が右サイドバックで先発すると考えられる。ここに体調不良から復帰した板倉滉、冨安健洋のセンターバックコンビが復活すれば盤石。左サイドバックは伊藤洋輝で、中村との縦関係を生かし、相手のディフェンスラインを揺さぶりたい。

 GKは鈴木彩艶を引き続き起用を推す。日本代表の守護神には経験が必要。一発勝負の決勝トーナメントでの重圧に耐えて、ゼロ封を目指してもらいたいものだ。

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