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アジア杯初出場タジキスタンが歓喜の8強進出 UAEに同点弾被弾も延長戦・PK戦の末に勝利
PK戦にもつれた末に勝利
タジキスタン代表(FIFAランキング106位)は現地時間1月28日、アジアカップの決勝トーナメント1回戦でアラブ首長国連邦(UAE/同64位)と対戦。90分間で決着がつかず延長戦に突入した一戦は、そのままPK戦にもつれ込み、タジキスタンがPKスコア5-3で制してベスト8に駒を進めた。
試合は前半13分、UAEのMFアブドゥラ・ラマダンが球際でタジキスタンMFアリシェル・シュクロフにうしろからファウルを受け、右足ハムストリング付近を痛めて負傷。治療を受けるもプレー続行不能となり、前半16分にMFアブドゥッラー・ハマドと交代した。
そのなかで、タジキスタンは前半30分、DFゾイル・ジュラバエフが敵陣右サイドからピンポイントクロスを上げると、DFバフダト・ハノノフが相手選手2枚の上からヘディングシュート。これがゴール左に吸い込まれて先制に成功した。
1点リードで折り返したタジキスタンは後半、カウンターを中心にUAEゴールに迫る。同13分にはボールを奪って持ち上がったMFアリシェル・ジャリオフが決定機を迎えるも、左足シュートは相手の好セーブに遭って追加点ならず。直後にもカウンターでチャンスを迎えた。
さらにタジキスタンは後半26分、右サイドからFWシャハロム・サミエフが上げたクロスをファーサイドでジャリロフがスライディングシュートで合わせに行くも、枠を捉えることはできなかった。
試合はそのままスコアが動かず後半アディショナルタイムに突入したが、UAEがセットプレーからMFハリーファ・アル=ハンマーディーのヘディングシュートが決まり、土壇場で同点。試合は今大会初の延長戦突入となった。
延長戦の前後半30分間でも決着はつかず、PK戦に突入。先攻のタジキスタンは5人全員が成功したのに対し、UAEは2人目のFWカイオ・カネドで相手GKにセーブされて失敗して劣勢となり、そのままタジキスタンがPKスコア5-3で勝利。2月2日の準々決勝で、1月29日に行われるイラク対ヨルダンの勝者と対戦する。
(FOOTBALL ZONE編集部)