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日韓戦回避の疑いに「もううんざりだ」 韓国人記者が言及「みんなが疑っている」
韓国はグループリーグ最終節でドローに持ち込まれE組2位通過に
日本代表は1月31日、アジアカップ・決勝トーナメント1回戦でE組1位通過のバーレーン代表と対戦する。グループリーグ最終節でドローに終わりE組2位となった韓国代表との対戦は決勝に進まなければ実現しないことになった。韓国メディアは「もううんざり…韓国が日本を避けるために、わざと力を抜いたのではないかとみんなが疑っている」と報じている。
日本(FIFAランキング17位)とともに、優勝候補の一角に挙げられていた韓国(同24位)。グループリーグ初戦でバーレーンを3-1で下したものの、続くヨルダン代表戦(2-2)、最終節のマレーシア代表戦(3-3)ともに勝ちきれず、E組2位での通過となった。
一方の日本も1勝して迎えた第2節のイラク代表戦で1-2の敗戦。苦戦を強いられたが、最終節でインドネシア代表を3-1で下して2勝1敗の成績でD組2位となり、グループリーグ突破を果たした。
トーナメントの振り分けでは、D組2位とE組1位が初戦で激突。韓国が最終節で勝利しE組1位となっていたら、決勝トーナメント1回戦で日韓戦が実現する可能性があった。そうした背景もあり、韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は「うんざりだ…みんな声を揃えて言う。『韓国、日本を避けるつもりだったのではないか?』」と題して記事を展開している。
日韓戦を避けるために「わざと力を抜いたのでは?」という疑いの声が上がっていることについて「OSEN」のコ・ソンファン記者は「最近韓国人だと自己紹介するときに必ず聞く話がある。韓国がグループEで2位になったのは、ラウンド16で日本と対戦するシナリオを避けるためだったのではないかという声だ」と主張。「特にマレーシア戦の後では、そんな疑惑も確信に変わりつつあるようだ」と経験談を基に語っている。
「今大会の組織委員を務めるあるインド人には『バーレーン戦は素晴らしかったけど、韓国は意図的に日本を避けたようだ』と話しかけてきた。これは一度だけ聞いた話ではない。ヨルダンとの引き分けの後にも、同様の疑惑が噴出していた」
1つ目のドローとなったヨルダン戦後にはすでにそうした“疑いの声”があったとコ・ソンファン記者は指摘しつつ「実際、マレーシアとの試合をよく見れば、韓国がわざと同点に追い付いたとは言い難い。韓国の選手たちは本当に懸命にプレーし、身体を投げ出して相手をブロックしていた」と、自国の選手たちのプレー姿について言及している。
「キャプテンのソン・フンミンをはじめ、全員が失点すると、引き分けに終わった後も険しい表情で自分を責めた。その瞬間、ガードを緩めることはできたかもしれないが、わざと勝利を避けようとはしなかった。少なくとも我々自国の記者たちにはそう見えた」
そのうえで「今、疑念を晴らす道は1つしかない。監督は一歩一歩証明していくしかないのだ。“避けたいチームは1つもない”ことをパフォーマンスで証明するしかない」と今後の試合結果で見返すことを誓う。「韓国は誰かを避けなければならないチームではなく、誰かが避けなければならないチームだという事実を見せることができれば、すべての疑いと嘲笑を鎮めることができるはずだ」と、見解を述べていた。