レバークーゼンは楽観視 リバプール後任指揮官にアロンソ監督浮上も「今夏に去ることはない」
アロンソ監督とレバークーゼンの契約は2026年まで
日本代表MF遠藤航が所属するイングランド1部リバプールは、2015年からチームを率いるユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任することが決まった。後任としてドイツ1部レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が浮上しているが、今夏に即就任する可能性は低いのかもしれない。
アロンソ監督が率いるレバークーゼンは、現在ブンデスリーガ11連覇中のバイエルン・ミュンヘンを抑えてリーグ戦首位を走る。その手腕は高く評価されており、現役時代にリバプールでプレーした経験を持つスペイン人指揮官がクロップ監督の後任となれば、リバプールサポーターにとっても理想的なシナリオと言えるだろう。
そうしたなか、衛星放送「スカイ・スポーツ」のドイツ人記者、フロリアン・プレッテンバーグ氏はアロンソ監督の去就について、「レバークーゼンはシャビ・アロンソ監督がリバプールのリストに載っていることを認識している」としたうえで、今夏のイングランド行きの可能性については否定的に伝えている。
「しかし、現段階で彼ら(レバークーゼン)は楽観的だ。アロンソが今夏にクラブを去ることはないという前提で考えている。その1つの理由は、アロンソが完全にチームのプランに組み込まれており、24-25シーズンに向けたチーム作りを進めているからだ。彼の契約は2026年まで有効だ」
これまで、古巣のスペイン1部レアル・マドリードやレアル・ソシエダでも指導者としてのキャリアを歩んできたアロンソ氏。同じく古巣のリバプールに戻ってくるのは、少なくとも2026年以降となるのだろうか。その去就についてはイングランドでも大きな注目を集めそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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