ジダン、米代表&ブラジル代表に続きアルジェリア代表監督のオファーも拒否 仏代表監督希望か

ジネディーヌ・ジダン氏【写真:Getty Images】
ジネディーヌ・ジダン氏【写真:Getty Images】

フランス代表の現デシャン監督の契約は26年6月まで

 元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏は、ルーツがあるアルジェリアの代表監督就任のオファーを断ったという。フランス紙「レキップ」が報じた。

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 ジダン氏は2021年にスペイン1部レアル・マドリードの監督を退任後、フリーの状態が続いている。監督としてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3回制覇を誇るその手腕を求めるチームは多く、さまざまなクラブや代表チームから関心が報じられてきた。

「レキップ」紙によれば、アフリカ・ネーションズカップでグループリーグ敗退に終わり、ジャメル・ベルマディ監督を解任したアルジェリアがジダン氏に新監督就任のオファーを出したという。

 ほかにも、元日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏やコートジボワール代表とザンビア代表で2度アフリカ・ネーションズカップ優勝の経験を持つエルベ・ルナール監督(元フランス女子代表)など、アフリカの国で実績を持つ名将が候補に挙がるなか、アルジェリア系移民の両親を持つジダン氏に白羽の矢が立ったようだ。

 だが、すでにアメリカ代表やブラジル代表からのオファーも断っていたとされるレジェンドは、アルジェリアからの打診にも断りを入れたようだ。記事では、「ジダンは、彼のプライオリティーがレ・ブルー(フランス代表)であることを隠していない」とフランス代表監督のポストに就くため、ほかのオファーを拒み続けている可能性を示唆していた。

 フランス代表は2012年からディディエ・デシャン監督が長期政権を築いており、昨年1月には2026年6月まで契約が更新されている。ジダン氏は少なくともあと2年以上先となる運命の時をただ待ち続けることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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