英メディア厳選「Jリーグの若き才能トップ5」 名手との共通点や欧州進出を指摘された選手とは
世界から脚光を浴びたストライカーも選出
4位は柏レイソルのDF中谷進之介(20歳)。リオ五輪のバックアップメンバーに選出された成長株で、「2016年、才能豊かなセンターバックは公式戦全体で6試合しか欠場がなかった」と指摘されているように、若くしてチームの主力に定着。昨季は公式戦37試合に出場(2得点)し、計12試合のクリーンシート(無失点試合)に貢献した。
空中戦の強さが売りで、「Instat」社のデータによれば、日本代表DF槙野智章(浦和)らと並ぶリーグ12位タイとなる264回のエアバトルに挑み、59%の勝率を残していた。
3位は鹿島アントラーズのFW鈴木優磨(20歳)。中谷と同じく16年度に新成人となったストライカーは、昨年12月に行われたFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)でレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを真似たゴールパフォーマンスで、一躍世界からも脚光を浴びた。年間勝ち点3位で出場したJ1チャンピオンシップや天皇杯を制し、クラブW杯でも躍進した鹿島のなかで、鈴木は途中出場が多いながら16年の公式戦46試合で11得点を決めた。
「多才な鈴木は、石井正忠監督のプランにおいて必要不可欠な役割となった」と、記事ではJリーグ王者のなかで切り札として存在感を放った姿が絶賛されている。