アジア杯参戦の遠藤航が「戻ってくるのはいつ?」 リバプール専門メディア嘆き「重大な欠場」
日本は1月31日にアジア杯16強でバーレーンと対戦
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航はアジアカップ参戦のためにチームを離れ、カタールの地でプレーしている。リバプールで定位置を確保し始めていた最中での離脱だったこともあり、リバプールの地元メディアもその不在を嘆いている。
「遠藤航はリバプールにとって常に重大な欠場になる」
こう報じているのが、リバプール専門メディア「Anfield Watch」だ。リバプールは遠藤離脱後の4試合で3勝1分と無敗を維持しているが、アンカーポジションの適任として着実にチームにフィットしていた遠藤の不在についてこのように伝えている。
「この30歳はカタールへ渡る前にアンフィールドで非常に安定しており、継続的な素晴らしいパフォーマンスでアレクシス・マック・アリスターの穴を埋めていた。幸運にもアルゼンチン人MFは先発に復帰して好調だが、遠藤はマージーサイドにとって重大な欠場者となっている。このMFはアジアカップに参加する日本代表に合流し、キャプテンとして2011年以来の優勝を目指している。元シュツットガルトの男が戻ってくるのはいつになるんだ?」
遠藤は負傷離脱していたマック・アリスターの代わりに先発に抜擢され、その間のパフォーマンスでユルゲン・クロップ監督やサポーターの信頼をがっちりと掴んだ。遠藤のアジアカップ参加と入れ替わる形でマック・アリスターが戦線に復帰して活躍しているが、それでもなお不在を嘆く声が上がるほどには遠藤はリバプールでの評価を確立しているということだろう。
日本はアジアカップのグループリーグD組2位でベスト16へ進出。1月31日の決勝トーナメント1回戦でバーレーンと対戦することが決まっている。リバプールは日本のバーレーン戦と同日にプレミアリーグ第22節でチェルシーと対戦し、さらに2月4日にはアーセナルと大一番が控える。ビッグクラブとの対戦が続く日程なだけに、遠藤の復帰時期についても大きな関心が寄せられている。
(FOOTBALL ZONE編集部)