名将グアルディオラ、「最大のライバル」クロップ監督の退任発表に言及「彼は戻ってくる」
グアルディオラ監督はクロップ監督の今季限りの退任に「少しだけ驚いた」
イングランド1部リバプールは現地時間1月26日、ユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任することを発表した。プレミアリーグに衝撃が走るなか、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘン時代から当時ボルシア・ドルトムントを率いていたクロップ監督と頂点を競っていたマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、ライバルの退任についてコメントした。英地元紙「リバプール・エコー」が報じている。
クロップ監督は2008年から15年までドイツ1部ドルトムントを指揮。そして15年から現在に至るまでリバプールを率いてきた。一方のグアルディオラ監督は2013年から16年までバイエルンの指揮を執り、2016年からはクロップ監督を追うようにマンチェスター・シティの監督に就任し、イングランドに活躍の場を移している。
クロップ監督の退任について問われたグアルディオラ監督は「少しだけ驚いた」と言い、言葉を続けた。
「彼は素晴らしい監督だ。それほど近い距離で彼のことを知っているわけではないが、人間としても素晴らしいと思っている。彼がシーズン終了後に去るということは、マンチェスター・シティからも離れることにつながっていると思う。何年にもわたって私たちの最大のライバルであったからね。ドルトムントでも、ここでも私の最大のライバルだった。ただ私の一部分では、彼がいなくなって嬉しい。リバプールと対戦する前夜には、より深く眠ることができるだろうからね。彼の最大の幸運を祈るよ。彼は必要としないだろうがね。でも、彼は戻ってくるよ」
グアルディオラ監督は、「エネルギーが尽きた」と語っていたクロップ監督が監督業に戻る可能性についても言及していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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