韓国代表MFの「怒りが爆発した」 倒されるも…痛恨失点前の判定に疑問「ファウルだと思った」

不満を露わにしたファン・インボム【写真:Getty Images】
不満を露わにしたファン・インボム【写真:Getty Images】

マレーシア戦で3-3と引き分けた韓国、失点直前の場面に注目

 アジアカップ・グループリーグの全日程が1月25日で終了したなか、韓国代表は最終節マレーシア代表戦で3-3のドローに終わり、グループE・2位通過が確定した。韓国が失点した場面の判定について、不満を露わにするMFファン・インボムのコメントを母国メディアが伝えた。

 韓国紙「スポーツ朝鮮」は「“中盤の支配者”ファン・インボムの怒りが爆発した」と言及。注目しているのは後半6分、韓国が同点ゴールを献上した場面だ。

 韓国が1-0とリードするなか、自陣でファン・インボムが囲まれてボールを失い、その流れからFWファイサル ・アブドゥル・ハリムが意表を突く見事なシュートを放ち、マレーシアが今大会初ゴールをマークした。ゴールの起点となった場面で、ファン・インボムへのファウルの可能性が浮上したが、主審は最終的にゴールを認めていた。

 試合後、ファン・インボムは「ファウルだと思った。当然ビデオ判定で結果が変わると思っていた。ところが変わらなかった。自分にできたことは、次はもっと細かいタッチをしようということだけだった。実際、ネガティブなことを言って処分を受けたりすれば迷惑がかかる。それもサッカーの一部だと考えなければいけない」と振り返っている。

 結果的にこの失点で追い付かれた韓国は続けて失点し、一時1-2とリードを許した。そこから盛り返して3-2と逆転したものの、終了間際にも被弾して3-3ドロー。この一戦で勝利すれば16強で日本代表と対戦となっていたが、結果的に2位通過となった韓国は16強でサウジアラビアと激突する。

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