“大番狂わせ”イラク対日本、アジア杯GLベストマッチに海外選出 「歴史的勝利生まれた」
アジア杯グループリーグの「最も記憶に残った試合トップ5」を海外選出
アジア王者を決めるアジアカップはグループリーグの全日程が終了し、ベスト16の顔ぶれが出揃った。インドメディア「Khel now」がグループリーグの中から「最も記憶に残った試合トップ5」を選出した。
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5位から順にA組第3節のタジキスタン対レバノン(2-1)、E組第2節のヨルダン対韓国(2-2)、D組第3節のイラク対ベトナム(3-2)、E組第3節の韓国対マレーシア(3-3)と並ぶなか、「現時点での今大会のハイライト」として1位に選ばれたのがD組第2節のイラク対日本戦だった。
D組の天王山と見られていたこの一戦。前半5分にイラクがエースFWアイメン・フセインのヘディングシュートで先制すると、さらに同アディショナルタイムにもフセインが追加点を奪った。日本も試合終了間際にMF遠藤航のゴールで点差を縮めたが、そのまま2-1でタイムアップ。イラクが大きな1勝を手にした。
同メディアはここまでで最大の番狂わせを演じたイラクの戦いぶりを絶賛していた。
「イラクの戦略は、コンパクトさを保ち、フィジカルの強さを生かして日本のリズムを乱すことに集中していた。最初はそれが効果的に働いた。日本も適応し、スピードを生かして、サイドのスペースからボックス内へクロスを供給した。だが、日本の懸命の攻撃にもかかわらず、イラクの序盤の得点が決定的なものとなり、西アジアの国にとって歴史的な勝利が生まれた」
日本を下したイラクはD組首位で16強へ進出。一方、敗れた日本も最終戦でインドネシアに勝利して、2位の座を確保している。決勝トーナメントではこのイラク対日本以上にインパクトの大きなゲームは生まれるだろうか。