韓国は「優勝候補5番目に転落」 母国メディアが日韓比較に悲観「日本は依然として1位」

2位通過の韓国は16強ではサウジアラビアと対戦【写真:ロイター】
2位通過の韓国は16強ではサウジアラビアと対戦【写真:ロイター】

韓国はE組2位でグループリーグを通過

 アジアカップ・グループリーグの全日程が1月25日で終了し、ベスト16チームが出揃った。韓国代表は最終節マレーシア代表戦で3-3のドローに終わりE組2位通過が確定。決勝トーナメント1回戦ではサウジアラビア代表と対戦する。大会前は「優勝候補の1つ」と目されたチームの現状を、母国メディアが伝えている。

 FWソン・フンミン(トッテナム)やFWイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)、DFキム・ミンジェ(バイエルン・ミュンヘン)などビッグクラブでプレーする選手を擁する韓国は、大会前は日本とともに優勝候補の1つにも挙げられていた。

 グループリーグはE組で初戦バーレーン代表相手に3-1で勝利スタートを切ったものの、続く第2戦ヨルダン代表相手に苦戦。2-2のドローで1勝1分に。最終節ではすでに敗退が決定しているマレーシア代表と激突したが、勝利目前の後半アディショナルタイム15分に同点ゴールを許し、3-3と2つ目のドローを記録。これによって、韓国のグループ首位通過はなくなり、E組2位での突破となった。

 韓国のサッカー専門サイト「インターフットボール」はこの結果を受けて「優勝候補という言葉はもはや無意味に…韓国の準々決勝進出確率は52%、優勝候補5番目に転落」と嘆き節で報じている。

 同メディアはデータ分析会社「オプタ」の算出した数値を引用しつつ「ラウンド16の試合リストの中で、最も緊迫した試合は韓国対サウジアラビアだ。韓国の準々決勝進出率は52.7%。サウジアラビアは47.3%だった」と厳しいトーナメント初戦になることを伝えた。

 また「オプタ」が大会前に算出した優勝確率では韓国が14.8%の2位だったが、「グループステージを終えて墜落」と、現在韓国の優勝確率は11%の5番目となっているという。同時に「一方日本は18.2%の優勝確率で依然として1位」とその差を指摘していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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