韓国を苦しめた「マレーシアの魔法」 キム・ミンジェ手玉に取った一撃に賛辞の嵐「お見事」

敗退決定でもマレーシアが韓国相手に意地のドロー【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
敗退決定でもマレーシアが韓国相手に意地のドロー【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

敗退決定でもマレーシアが韓国相手に意地のドロー

 アジアカップは1月25日にグループリーグE組の最終戦を行われ、韓国代表はマレーシア代表相手に3-3と引き分けた。そのなかで韓国を苦しめた中東国の1点が「マレーシアの魔法」だと大きな注目を集めている。

 試合前の時点でグループ2位だった韓国は、すでにグループ敗退が決まっているマレーシアを相手に前半22分に先制。しかし後半6分に同点ゴールを許すと、その直後にはPKを決められて逆転を許す展開となる。

 それでも後半38分にはFWイ・ガンインの直接フリーキック弾が相手のオウンゴール判定となり2-2に。同アディショナルタイム4分のPKをFWソン・フンミンが決めて韓国は再度勝ち越しに成功した。

 しかし、後半アディショナルタイム15分にマレーシアも意地を見せる。縦パスをつなぎ、韓国の守備が緩くなった隙を見逃さずMFロメル・モラレスが土壇場で同点ゴール。結果3-3のドローとなり、韓国はE組2位通過となっている。

 特に注目を集めたのは、韓国を最初に脅かしたマレーシアの1点目。FWファイサル・ハリムは相手ペナルティーエリア内左で韓国代表DFキム・ミンジェとGKチョ・ヒョヌを引き出すと、華麗なターンから右足で浮かせてネットを揺らす。ゴール前にカバーに入っていたDFキム・ヨングォンも逆を突かれ、がっくりと肩を落とした。

 この一撃はアジアカップ日本語版の公式X(旧ツイッター)にもピックアップされ「マレーシアの魔法」と称賛を浴びた。またSNS上ではファンからも「めっちゃ上手い」「ロナウジーニョかよ」「ベストゴール候補」「お見事」「冷静」「かっこいい」とコメントが相次ぎ、韓国を苦しめたマレーシアに賛辞が贈られていた。

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