日本代表、中東勢と“完全アウェー”4連戦の可能性 アジア杯Vへ険しい道のりに
16強で日韓戦回避も、決勝トーナメントは厳しい環境での戦いが濃厚
アジアの代表チームナンバーワンを決めるアジアカップは、1月25日にグループリーグE組の最終戦を実施。日本の決勝トーナメント初戦の相手がバーレーンに決まり、優勝までを見据えた場合は中東勢との完全アウェー4連戦を勝ち抜かなければならない可能性が浮上した。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
日本は第2戦のイラク戦に1-2で不覚を取り、D組を勝ち点6で2位通過した。そして、E組は最終戦の結果、バーレーンが首位、韓国が2位、ヨルダンが3位で決勝トーナメントに進んだ。トーナメント表はこの後に行われるF組の試合が終了するまで確定しないが、F組ではサウジアラビアが2連勝で首位通過に近づいている。
この結果、日本が2011年大会以来の優勝を狙い勝ち上がっていくことを前提にした場合、対戦相手がこれまでの実績や優勝経験などから順当に決まれば中東勢と連戦することになる。
まずは1月31日の決勝トーナメント初戦でバーレーンと対戦。続く2月3日の準々決勝はイランとシリアの勝者と激突するため、いずれにしても中東勢だがイランとの対戦が濃厚だろう。そして2月7日の準決勝では前回優勝の開催国カタールとの対戦が見込まれる。
そして、2月10日の決勝戦では韓国、オーストラリア、サウジアラビアのいずれかとの対戦が有力だと予想される。ここでサウジアラビアが勝ち上がってくれば、中東勢との完全アウェー4連戦となる可能性もある。
イラク戦では同じアラブ圏内の国との対戦にアウェーの雰囲気が大きな壁になった。森保ジャパンにとって、決勝トーナメントは厳しい環境での戦いが続きそうだ。