アジア杯16強決定チームで「ワースト」 日本代表の“課題”を海外メディア指摘「不安が残る」
日本はグループリーグ3試合で5失点
森保一監督率いる日本代表は、1月24日に行われたアジアカップのグループリーグ第3戦でインドネシアに3-1で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。一方、3試合連続失点と不安も覗かせ、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は決勝トーナメント進出を決めているチームの中で「ワースト」の数字に着目している。
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日本はグループリーグ第2戦イラク戦(1-2)からスタメン8人を変更。GK鈴木彩艶、MF遠藤航、MF久保建英が残り、DF冨安健洋やMF堂安律、毎熊ら7人が今大会初先発となった。
試合は前半6分、FW上田綺世がPKを決めて日本が先制。後半7分にも堂安からのパスを冷静に押し込んだ上田の2得点目でリードを広げると、同43分にオウンゴールで3点目を奪った。
その後、後半アディショナルタイム突入直後にロングスローから失点も3-1で勝利し、グループ2位での決勝トーナメント進出を決めた。
1月24日までの戦いで、以下の14チームが決勝トーナメント進出を決めた。
<グループA>
カタール(3勝/5得点0失点)
タジキスタン(1勝1分1敗/2得点2失点)
<グループB>
オーストラリア(2勝1分/4得点1失点)
ウズベキスタン(1勝2分/4得点1失点)
シリア(1勝1分1敗/1得点1失点)
<グループC>
イラン(3勝/7得点2失点)
UAE(1勝1分1敗/5得点4失点)
パレスチナ(1勝1分1敗/5得点5失点)
<グル-プD>
イラク(3勝/8得点4失点)
日本(2勝1敗/8得点5失点)
<グループE>
ヨルダン(1勝1分/6得点2失点)
韓国(1勝1分/5得点3失点)
<グループF>
サウジアラビア(2勝/4得点1失点)
タイ(1勝1分/2得点0失点)
そのなかで、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、日本のインドネシア戦レビュー記事の中で、「南野が(相手のロングスローを)頭で弾いたが、誰もサンディ・ウォルシュをマークしておらず、鈴木彩艶は少なくとも触れることが可能なシュートを決められた。3試合で5失点を喫した守備には不安が残る。これはすでにラウンド16進出を決めている全チームの中でパレスチナと並んでワーストのディフェンスだ」と指摘している。
守備の柱である冨安が先発に戻ったなかで、どのようにディフェンスをアジャストしていくのかにも注目が集まる。