日本には「次戦で負けてもらわないと」 スペイン紙が“本音”吐露「クボをあと1週間も欠く」
日本はインドネシアに3-1で勝利
日本代表は現地時間1月24日、アジアカップのグループリーグ第3節でインドネシア代表と対戦。FW上田綺世が前半6分にPKで先制、後半6分に追加点。同43分にはオウンゴールでリードを広げ、3-1で勝利を収めた。MF久保建英は先発出場を果たしたなか、スペイン紙は「次戦で負けてもらわないといけない」と”本音”を覗かせている。
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日本はグループ初戦のベトナム戦を4-2で勝利したものの、第2節イラク戦では1-2と敗れ、首位突破の可能性が消滅。決勝トーナメント進出に向け、最終節インドネシア戦を迎えた。開始早々の前半2分、上田がペナルティーエリア右でボールを受けた際、相手DFに抱え込まれる形で転倒。一度は流されたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による介入でオンフィールドレビューが実施され、主審はPKの判定を下した。
上田自身がキッカーを務めると、力強いシュートをゴール左に突き刺し、前半6分に先制した。さらに後半6分、左サイドを崩した日本は、MF堂安律がグラウンダーのクロスを入れると、ニアで久保が潰れ、ファーに走り込んだ上田が無人のゴールに流し込み、追加点を記録。後半43分には上田が再びゴールネットを揺らし、ハットトリック達成かと思われたが、これはオウンゴールの判定になった。
終盤に1点を返されたものの、3-1で勝利し、決勝トーナメント進出を果たした。トップ下で先発した久保は、相手守備陣が密集したスペースをふわりと浮かせるチップキックのパスで一気に状況を打開するなど、持ち前のスキルで幾度となくチャンスメイクを見せていた。そんななか、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「日本がインドネシアに勝利したことで、クボのカタール滞在は月末まで延長」と見出しを打って取り上げている。
記事では「レアル・ソシエダは、少なくともスターのタケ・クボをあと1週間も欠いて過ごすことになるだろう。日本人選手は、少なからず31日まで同大会に出場することになる。(現地時間2月3日に控える)ジローナ戦に間に合うためには、次戦で負けてもらわないといけない」と、首位ジローナ戦にはチームに帰還してほしい“本音”を覗かせていた。日本はグループ2位での突破により、31日に決勝トーナメント1回戦を戦う予定となっている。