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チェルシー本拠地、総工費700億円で改築着手 6万人強収容、無数のアーチで覆うスタジアムへ
北京オリンピックで通称“鳥の巣スタジアム”を手掛けた事務所がデザイン担当
プレミアリーグ首位を走るチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジの改築計画がついに動き出すことになった。自治体から正式な着手開始許可が下り、総工費5億ポンド(約700億円)をかけて2021-22シーズンまでに6万人強収容のスタジアムへ生まれ変わることが決まった。英紙「ガーディアン」など複数メディアが一斉に報じている。
現在のスタンフォード・ブリッジは4万1663人収容。7万5731人収容するマンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラッフォードや、同じロンドンのアーセナルのエミレーツ・スタジアム(6万432人)と比較すると、小規模なスタジアムということが分かる。700億円を費やす今回の改築工事により、収容人数は6万人へと拡張される。
スタジアムの外観も一変するという。丸みを帯びた独特な外観で知られるバイエルン・ミュンヘンの本拠地アリアンツ・アレーナや、北京オリンピックのメイン会場で、通称“鳥の巣スタジアム”と呼ばれる北京オリンピック・スタジアムなどを手掛けたスイスの建築設計事務所「ヘルツォーク&ド・ムーロン」がデザインを担当する。
新スタンフォード・ブリッジは、観光名所としても知られるロンドンのウェストミンスター寺院から着想を得て、スタジアムの外観を無数のアーチで覆う独創的なデザインになるという。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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