アジア杯グループリーグ第3戦・インドネシア戦で3-1の勝利

　日本代表は1月24日にアジアの代表チームナンバーワンを決めるアジアカップのグループリーグ第3戦、インドネシア戦で3-1の勝利を収めた。2ゴールのFW上田綺世は「前回の試合からの反省をチームとして意識していた。良い入りができたと思う」と、振り返った。

　日本はイラク戦の敗戦（1-2）によりグループ首位通過の可能性が消滅したが、勝利または引き分けで2位通過が決まる一戦に。すると開始6分、上田が倒されて得たPKを自ら決めて先制。上田は後半7分にもMF堂安律からのパスを冷静に押し込んで、この日2点目を奪った。

　その後、日本は後半43分に上田のシュートから相手のオウンゴールで1点を加点も、アディショナルタイム突入直後にロングスローから失点。それでも3-1で勝利を奪い、グループ2位での決勝トーナメント進出となった。

　殊勲の2ゴールを決めた上田は試合後、「前回の試合からの反省をチームとして意識していた。良い入りができたと思う」と振り返り「課題はまだまだあるし、自分の納得いかないプレーやパフォーマンス、クオリティーもあるが、今日は点を取って勝てたので良かった。自分たちの力を最大限発揮できるようにいい準備をしたい」と先を見据えた。